| 2006.10.18 |
▼顔料の第三次価格改定について |
大日精化工業(株)顔料事業部は、本年春より進めていた有機顔料の第二次値上げ交渉が、シアニン系顔料に限定して決着したことを発表いたします。
今回の第二次価格改定は、原油・ナフサの価格高騰に起因する基礎化学品原料の価格高騰を主たる背景として、本年3月から、原材料価格の上昇分に限定して価格改定を需要家各位へ働きかけを行ってまいりました。
その要請値上げ幅は次のとおりでした。
| シアニン系顔料 |
100〜150円/kg |
| アゾ系顔料 |
30〜120円/kg |
| 中高級顔料 |
150〜200円/kg |
需要家各位との交渉を続ける中、第二次価格改定につきましては、特に大きく原材料価格の上昇がありましたシアニン系顔料(基礎原料--無水フタル酸・塩化第一銅)に絞込み、お願いをしてまいりました。その結果、シアニン系顔料に関しましては、今般漸く大手需要家を中心として、価格改定のご了解を頂くことができました。
しかしながら、今回の決着は、シアニン系顔料に限定されているうえ、改定幅が概ね打ち出し価格の50%弱程度に留まっております。また、アゾ系顔料、中高級顔料の値上げは決着しておりませんので、弊社といたしましては第三次価格改定を実施したいと考えております。
現在は原油価格高騰に一服感はあるものの、各種基礎化学品・中間物(アニライド系・Bon酸、フタル酸等)、非鉄金属類(Cu、Ni等)は更に上昇傾向にあります。現実にこの春以降、更に値上げが実施されており、容認せざるを得ない状況にあります上、昨今の「環境問題」・「各種規制の強化」などから、管理上のコストも従来と比較にならないほどの大きな負担となってきています。
合理化などにより吸収すべく努力を続けてまいりましたが、既にその限界を超えておりますので、第三次価格改定に当たっては、そのコストを盛り込む予定としております。
以上のような背景から、当社といたしましては、今秋以降、シアニン系顔料、アゾ系顔料、中高級顔料の積み残し分及び、この4月からの原材料上昇分、管理コストの一部等を含めて、有機顔料の第三次の価格改定を計画しており、年明けより改めて需要家各位へお願いする予定であります。
又、現在第二次価格改定をお願いしております無機顔料、各種顔料加工品も、早い段階での決着を目指し、その原材料(樹脂・溶剤・顔料・可塑剤・非鉄金属類等)の上昇状況を見ながら、第三次価格改定をお願いせざるを得ないと考えております。
上記の内容に関するお問い合わせは、こちらまで。
大日精化工業株式会社 顔料事業本部 企画室
服部 俊雄
TEL: 03-3662-0681 |