技術系

先輩社員インタビュー 技術系K.KK.K
合樹・着材第1事業部 生産技術部
2018年度入社/物質化学工学

入社動機「色彩」と「分散加工技術」の奥深さに惹かれて。

私は中学生の頃から化学が好きで、特に、花火の色の違いに理由があることを知ってからは「色」についても関心を寄せるようになりました。化学メーカーを中心に就職活動をしていたなかで、日常に不可欠な「色彩」を生み出す材料を扱っている当社に興味を持ちました。コア技術の一つである「分散加工技術」をベースに、さまざまな事業を展開していることに魅力を感じ、当社への入社を決めました。
入社してからは、より一層「色彩」と「分散加工技術」の奥深さを知り、当社の製品が暮らしに彩りを添えているという実感を持って仕事に取り組むことができています。

仕事内容生産活動と密接に関わり、ものづくりの一端を担う。

汎用プラスチックやエンジニアリングプラスチックなどさまざまな樹脂に、色の素である顔料を分散させたプラスチック着色剤や機能性材料を扱っています。入社から2年間は開発部門に所属し、お客様の求める物性や色に合わせた製品開発を目指し、材料の選定や配合設計・試作を担当しました。3年目からは、現在の生産技術部門に異動し、生産ラインでの量産化検討や生産活動のなかで発生するトラブル対応のほか、生産活動を効率良く作業を行いやすくする、不良品を少なくするといった、ものづくり全体をより良くするための設備や材料などの技術的検討を担当しています。私がお客様の要望をヒアリングし、工場スタッフの各部門やメーカーとの橋渡し役となり、連携しながら仕事を進めています。

ある1日のスケジュール
8:30出社。メール、スケジュール確認
9:00ミーティング。
生産の進捗状況やトラブルの有無を共有
10:00生産異常・トラブル対応
12:00昼休み
13:00昼礼
13:30量産機での量産試作対応
16:30試作データまとめ、報告
17:00退社
作業風景

仕事の
やりがい
アイデアが形になり、成果が数字で表れる。

さまざまな部門と協力して練ったアイデアや提案が形になり、収率(理論的に取り出せる予想量と実際に取り出した量との割合)が以前より上がったなど、成果が具体的な数字になって見えるとやりがいを感じます。また、業務の幅が広い分、さまざまな部門や立場の人とコミュニケーションを取りながら、日々新しいことに出会え、広く学べることも魅力の一つと感じています。
一方で、生産現場で発生するトラブルや問い合わせには、最優先で対応する必要があり、あらかじめ計画していた仕事に手が付けられないという日もあります。そういった場面では上司や先輩方のフォローに助けられています。

大日精化の
魅力
不安な気持ちを、ワクワクに変えてくれる環境。

「新しいこと」に対して、純粋に楽しめる人もいれば、不安や怖さを感じつつ挑戦する人もいると思います。私はどちらかというと後者でしたが、当社の職場には、新しいことをやろうとする私に対して、教えることを一切面倒だと思わず、仕事を任せてくれる上司や先輩がいます。「新しいこと=不安・怖い」という思いを、「面白い・ワクワクする」に変えられる環境があることは、ありがたいですし、とても心強く感じています。今では何か新しいことに挑戦できる場面に出会うと、自分自身の成長の機会と捉え、ポジティブに取り組めるようになりました。

今後の目標自分のアイデアで、会社の成長に貢献したい。

少しでも効率化された生産工程や最適な設備を提案することで、作業者の負担を増やすことなく、工場や会社の成長に繋げていくことが目標です。工場全体や他の拠点にも横展開できるような提案をしたいと思っています。そのためには、ものづくり全体に関わる知識を身に付ける必要があると感じています。上司や先輩、さまざまな部門の方の知見を吸収しながら、常に成長していきたいです。