ハイテク&カラー 大日精化工業株式会社

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経営方針・経営指標

当社とその関係会社は、経営に関して以下の方針を定め、事業活動の基本としています。また、経営指標についても共通の目標を設定し、その達成に向けて取り組んでいます。これにより、グローバルな事業活動の中でさらなる成長を図っています。

1.経営方針

当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の創出のため、次の5つの施策を定め、事業活動の基本とし、重点的に推進しています。

  1. 海外売上高比率50%の達成
  2. 国内生産体制の拡充
  3. 発展分野の研究開発に注力
  4. 新システム活用
  5. 不測の事態に対する的確な対応
  1. 海外売上高比率50%の達成
     当社グループの収益・成長の源泉は、国内・海外双方に存在し、リスク分散の観点からもバランスよく事業育成をしていく必要があるとの理解の元に、国内外における市場環境と当社グループの収益面、その他の影響を継続的に検討の上、現状29%(2020年3月末現在)の海外売上比率を50%に引き上げることを、継続的な目標として掲げ、引き続き注力していきます。
     生産能力を拡充すると同時に、既に海外での事業活動を精力的に展開している地域においては、収益環境を常時モニターすることにより、「攻略市場と戦略製品の選択と集中」を図り、「生産拠点の再構築」も含めて、グローバルな視点から適材適所での拠点化を進めていきます。特にアジア新興国地域においては、生産した製品を、生産した国で販売し使っていただく「地産地消」をスローガンとして、業務展開を進めていきます。
  2. 国内生産体制の拡充
     周辺宅地化や法規制の変更などの社会、経済環境の変化により、国内生産拠点の維持・拡大が困難となってきています。また、生産設備の老朽化に伴い、効率的な生産が維持できなくなるケースも生じています。
     このため、現行拠点については、周辺環境に配慮した設備、体制で生産継続するとともに、新たに郊外の工業団地に生産拠点を移転することで対応していきます。また、防災、安全にも十分配慮した生産体制を構築します。
  3. 発展分野の研究開発に注力
     お客様のニーズに合った製品を適時に供給することと同時に、企業価値創出を目的とし技術成果を事業に的確に結びつけるマネジメント手法により、既存分野に新たな技術を投入し、技術開発を促進します。また、継続的な成長の促進のためにも、長期的な視点から、発展分野と想定できる次の4つの分野に、資金と人材を投入していきます。
    ・環境分野
    ・エネルギー分野
    ・パーソナルケア分野
    ・IT・エレクトロニクス分野
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  4. 新基幹システム活用
     2018年10月に本社に新基幹システムを導入しました。中国・上海とタイ拠点にも同システムを導入、連結売上高ベースの約80%をカバーしています。
     残る海外法人についても、現地法人の事業実態及び業務負担を考え、現地の事情に合致した新基幹システムの導入を、順次進めていきます。
     新基幹システム導入と同時に、国内では3PL化(Third-party Logistics:物流業務の包括委託)及びWMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)を導入し、全社物流費データの把握が可能となりました。データ解析をもとに物流費抑制の取り組みを開始します。計画的な配送大口化、ストックポイントの集約など合理的な物流体制を構築します。
  5. 不測の事態に対する的確な対応
     従業員の安全確保と同時に、製商品安定供給の観点から、2019年12月に端を発して拡大した新型コロナウイルス感染症に対しては、
    ・従業員の感染を予防する措置
    ・従業員が感染したときの措置
    ・供給責任を果たすための措置
    ・経済情勢の悪化を想定した措置
    など、早期から事業継続のための対策を図っています。

2.経営指標

当社グループは、総資産の効率的な運用を行い、収益力を高め、財務体質の改善・強化を図るため、連結ROA(総資産経常利益率)5%以上を達成することを主な経営目標に掲げています。