ハイテク&カラー 大日精化工業株式会社

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長期ビジョン

中期経営計画の公表にあたり、おおむね10年後を目安とした2つのミッションと4つの基本戦略を策定しました。
大日精化グループの強みである技術力を生かしニッチマーケットを通した社会貢献を続けるとともに、サステナブル社会の実現を新たな価値創造の機会と位置づけ、企業価値の向上を目指します。

「10年後のありたい姿」

ミッション
技術力を生かしニッチマーケットで社会に貢献し続ける
サステナブル社会の実現に向けた課題解決と
新たな価値創造に取り組む
基本戦略
資本効率を重視した経営
技術主導による競争優位性の確保
サステナブル社会の実現に向けたESG重視の経営推進
事業基盤の強化のための海外事業の拡大(海外売上高向上)

ロードマップ

長期ビジョンの実現に向けたロードマップをおおむね3つのフェーズに分けて策定しました。
2021年8月の中期経営計画公表から3年間は成長に向けた「種まき」の期間と位置づけ、コロナ禍からの確実な回復と既存事業、技術、海外開拓の基礎を整えてまいります。
また、5年後までに「成長」の基本となる利益体制の構築や新規事業の実績化を図るとともに海外における市場戦略の整備を進めます。
こうした、種まきと成長を通して、10年後にはそれらの「収穫」を行い、資本効率や収益力の向上、国内海外比率の適正化等により、エクセレントカンパニーとして、ありたい企業像の実現を目指します。

成長シナリオと10年後の位置づけ

戦略の方向性

大日精化グループでは、「技術主導」「ESG重視」「海外事業の拡大」を基本戦略の3つの柱に据え、資本効率を重視した経営により、持続的な成長を目指してまいります。

戦略の方向性

海外展開については、GDPの伸長が期待される地域において、地産地消を目標に拠点整備と顧客開拓を進めます。
設備投資については、総額の約6割を戦略投資として製品開発や拠点整備などに充てるほか、サステナブル社会の実現に向けた積極的な配分を行います。
配当については、業績と連動し、安定的かつ継続的な株主還元に努めてまいります。

海外展開の方針
GDP高伸長国でのバランスの取れた事業展開を実現
~地産地消の推進と海外拠点の拡充~
設備投資の方向性
総額150億円の約6割を戦略投資として、
戦略製品や戦略拠点の設備に投入
約4割を通常投資として、既存設備の維持更新に活用
戦略投資と通常投資の総額のうち約4割を
サスティナブル関連の整備開発に投入
配当の方針
業績に連動した安定的・継続的な株主還元を着実に実施
財務体質の健全性を維持しながら、
成長に向けた投資及び環境投資へ優先的に配分
配当性向は2~3割程度を計画