物流
1995年の日本レスポンシブル・ケア協議会(JRCC)設立時より、大日精化グループも加盟し、物流における事故や災害の防止に努めるとともに、環境対応に向けた取り組みを進めています。
安全と品質に対する考え方
大日精化グループでは、安全と品質に係る基準に照らし合わせて物流パートナーを選定しています。さらに、物流パートナーと適時必要な情報を共有し、「現場」のリスクアセスメント、安全管理へと確実につなげています。
安全と品質に対する推進体制
3PL※1契約した物流パートナーと協働し、2018年10月に導入した基幹システムSAPとWMS※2を活用して一元化した管理を推進しています。受注・出荷などを担う業務部門と連携し、安全と品質に関する適切な運用を行っています。
また、輸送安全の面においては、物流パートナーと定期的に品質分科会を開催し、輸送事故の要因分析・年度目標を設定することで輸送品質の改善を図っています。
輸送事故件数の多い拠点や委託先については、現地での品質パトロールを行うことにより継続した改善を実施しています。
- ※1 3PL(Third-party Logistics):物流業務の包括委託
- ※2 WMS(Warehouse Management System):倉庫管理システム
持続可能な物流体制の構築
安全第一が全てに優先する原則のもと、持続可能な物流体制の構築に努めています。国内輸送においてはモーダルシフトの推進や積載効率の改善を図り、エネルギー使用量、CO2排出量の削減による環境負荷低減に取り組んでいます。
改正物流法への取り組み
「物流2024年問題」をはじめとするさまざまな課題に対応し、持続可能な物流の実現を目指すため、2025年4月に改正物流法(物流総合効率化法・貨物自動車運送事業法)が成立しました。
改正物流法は、物流事業者だけでなく、荷主に対しても物流効率化への取り組みを求めており、大日精化グループとしても主体的に課題と向き合い、物流事業者と連携して効率的なサプライチェーンを構築していくために以下の取り組みを推進しています。
| 分類 | 取り組み項目 | 内容 |
|---|---|---|
| 環境対応 | 改正省エネ法対応 |
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| モーダルシフトの推進 |
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積載効率の改善 |
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| 改正物流法 | 2024年問題の対応 |
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| 物物流における課題解決 |
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| 荷主の判断基準 |
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| 荷主に対する規制的措置 |
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| 荷主の行動変容 |
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| 物流価値向上 | 物流コストの最適化に向けた取り組み |
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| 物流品質向上に向けた取り組み |
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| コンプライアンス | 法令遵守の取り組み |
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| イエローカード携行の徹底 |
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